消防士にとって1番キツイ現場
最近熱い日が続いてますね
消防士も夏は大変です。
消防士は現場や訓練では常に長袖です。現場でどんな危険があるか分からないので肌を保護するためです。
35度を超える猛暑日の中長袖で訓練、って聞くだけでむさ苦しいですよね(ー ー;)
でも1番キツイのは夏場の火災です。
特に昼間。ただでさえ熱いのに火災から身を守るために防火衣を着ます。
さらに煙を吸わないように呼吸器も背負います。
火災に行く装備はフル着装状態で全部で20kgです。
これが本当に熱いんです。
考えてみて下さい。
35度の猛暑日なんて半袖でも熱いですよね?
消防士はその中で半袖+ジャージ+ダウンジャケットを着込むようなものです
その中で活動しなければならない。
熱中症で具合が悪くなる消防士も中には居ます。
でも現場でそうならないために「耐熱訓練」というのをやっています。
普段の訓練から熱さに慣れるために防火衣、呼吸器を完全着装した状態で炎天下の中ランニングなどをするのです。
私も消防士時代に1度炎天下の火災に行った事があります。
しかも三棟全焼の大炎上した火災。
14時ごろから17時くらいまでずっと放水活動をしていました。
本当に倒れるくらいキツかったです、、
水分を取ってクレーム?
現場で消防士が水分を取っていると市民からクレームが入る事がありました。
消防士がサボっている、と。
消防士だって人間です。水分を取らないと熱中症になり有効な現場活動が出来ません。
このブログを読んで頂いた方々はそんな場面を見ても温かく見守ってあげて下さい!